３８ｍｍ×３４ｍｍ×２１ｍｍ　　　３２ｇ

アメジストの産地としてはアフリカでも南アフリカやマダガスカルと
並んで有名な産地であるザンビアで産出された濃いアメジストの
ラフカットとなっています。

アメジストは、水晶を構成する要素に鉄が含まれ、その鉄に自然界の
放射線が照射される事による、鉄イオン化現象が要因となっています。
また、通常の水晶に比べて柱面があまり発達しない水晶となっており、
大きく柱面の発達したものは一部の産地でのみ産出されています。

カット用の美しいアメジストが産出されるザンビアで産出された
アメジストとなっており、深く濃い紫色をベースとしたカラーに
僅かなスモーキーカラーやクリアな部分が含まれたラフカットと
なっています。

カット用に輸入したものの中には角度により青く見える部分が
含まれており、アイオライトのような多色性とも言える独特の
色味を見せる原石となっています。
ベースとなる紫色の中に青い部分が含まれるアメジストは、
ディープシベリアンとも呼ばれ、アメジストの中でも希少性が
高いものとされています。

こちらは、画像では非常に判別しづらいですがＬＥＤなどの強い
透過光で青い部分を持つアメジストのラフカットとなっており、
いわゆるディープシベリアンとして流通するものの原石と
なっています。
青い部分の割合は様々ですが、光に透かしながら回してみると
色合いの変化がある事が確認できます。
また、白熱灯などの光源によりこの青い部分が赤紫色に
カラーシフトするといった特徴も持っておりアメジストの
中でも少し変わった部類のものとなっています。

LOCATION

Republic of Zambia